ゆなこんブログ

ゆなこんぴゅーたー (Yuna Computer) の公式ブログ

Visual Basicのプロジェクト作成時に最初に行うこと

安心安全なコードを書く手助け

人は誰しも間違えます。 正しいと考えてその通りにしたとしても、あとからその「正しいこと」が実は間違っていたなんてこともあります。

間違っていたら「それは間違ってるよ。危ないよ」あるいは「こうした方がいいよ」と教えてくれる人がいたらいいですよね。 Visual Basicのコードを書いていて、そのように親切に教えてくれる人がいます。 その人はVisual Basicコンパイラです。

ぜひVisual Basicコンパイラにいろいろ教えてもらえるように設定しましょう。

Visual Studio 2017を使ったプロジェクトの設定

メニュー→「プロジェクト」→「プロジェクト名 のプロパティ...」→開かれたウインドウの「コンパイル」タブ

「コンパイルオプション:」を次のように設定します。

  • Option Explicit: On
  • Option Strict: On
  • Option Infer: On

「警告の構成:」

条件 通知
暗黙的な変換 エラー
遅延バインディングです。呼び出しが実行時に失敗する可能性があります エラー
暗黙的な型です。オブジェクトと見なされます エラー
割り当て前の変数の使用 エラー
戻り値なしで参照型を返す関数 エラー
戻り値なしで組み込み値型を返す関数 エラー
未使用のローカル変数 エラー
共有メンバーにアクセスするインスタンス変数 エラー
演算子またはプロパティの再帰的なアクセス エラー
重複またはオーバーラップするcatchブロック エラー
  • ☐ すべての警告を表示しない
  • ☑ すべての警告をエラーとして扱う

f:id:y121516:20171202171740p:plain

間違いを指摘されて、うるさく感じたら

今までのコーディングスタイルのままコードを書き始めれば、すぐにコンパイルエラーのメッセージがうるさく感じられると思います。 でも、まず「自分は子どもレベルなんだな、分かってないんだな」と謙遜に認めることが大切です。

もし自分がとんでもない間違いをしていて、それに気づいていなかったとして、誰かにあれこれ間違いを指摘されたらどうしますか?

「詳しい人も間違えることがある」と揚げ足を取ったりはしませんよね。 腕力で脅して黙らせるなんてこともしません。 うるさい人たちから離れて、別の場所で間違いを繰り返すなんてこともしません。

何がよいか、どうすれば正しいかを理解して、その通りに行動できれば、あれこれ指摘されなくなるはずです。

実際のところVisual Basicのコーディングでも、Visual Basic言語について何がよいか、どうすれば正しいかを学んで、その通りにコーディングできればコンパイルエラーはでなくなります。 Visual Basic言語のどのパーツを使えばよいか考えて、よいコードを実際に書けば、コンパイラのエラーメッセージはほとんど無くなり静かになります。 たとえ、もしエラーが出たとしても、それは自分のミスを見つけてくれたということなので、本当にありがたいことです。

  • コンパイルエラーは自分の未熟さの証
  • 自分が成長するチャンス
  • Visual Basic のよいパーツを正しく使う
  • コンパイルエラーに感謝する

この記事について

この記事は、元々別ブログにあった記事をリライトした上で、こちらに移動させたものです。